雪の中では自己保存の本能がすべて失われてしまう。二日、三日、四日と歩きつづけると、もう眠ることしか考えなくなってしまう。ぼくも眠りたかった。だが、ぼくは自分に言ってきかせた。ぼくの妻は、もしぼくが生きていると信じるなら、歩いていると信じているはずだ。ぼくの僚友も歩いていると信じているはずだ。みんなぼくを信頼してくれているのだ。もし歩かないとしたら、ぼくはならず者だ。
― サン・テグジュベリ 「人間の土地」-
酒を完全に抜くのに丸二日もかかってしまうのは、年のせいなのか、それとも、要するにただあの日飲みすぎたというだけなのか、それはわからんが、ともかく酒が抜けてたいそう元気になった。
というわけで、三日ぶりに見に行ったカラスも、この寒さにめげず元気。
なによりである。
ところで、スーパーに行ったら、こんなのがあったので思わず買ってしまった!
うまいのかしら?
牛スジは入っていないが、車麩ははいっているらしい。
追伸;
あのですね、どういうわけだか、こないだから、私のパソコンはたいそう緩慢なのである。
上のサン・テグジュペリの言葉を写すだけで十分ぐらいかかってしまうのである。
とはいえ、「ならず者」になりたくはないので、書こうとするのだが、でもなあ、頭の中の文章に、まるで追い付いてくれないのだ。
たいそう弱っております。
どうすればいいんでしょうか、俊ちゃん。