富山県小矢部市は、五年前からNHKの大河ドラマを誘致している。「義仲・巴」の話だ。
よってその文化事業の一環として、生涯野球の大会が開催されることになった。

 

この野球場は両翼92m、センター122mの立派さで、内野の土はそこらの学校なはない黒いのである。
デコボコがない。
外野は芝生。

2015/11/ 1 7:52
じつは先週試合のあった能美市の物見山球場も全く同様の立派さであった。
観客席は少ないが、石川県立野球場よりグラウンド自体は上である。

 

そこで1日に試合がおこなわれたのですが、その日は監督不在である人が代行しておりました。
トーナメント制で12チームが参加していました。
第一試合、最終回(7回)までもつれ3ー1でなんとか勝ち。
私、出番なし。

第ニ試合も最終回まで声かからず。ベンチ組の悲哀を実感しておりました。
こちらが先行で、最終回を迎え、4ー7。
心の中では、もう試合には参加しないでおこうか、と思っておったところ(何せ、うちの奴らエラーはするし打たんし、わしの方が上手いわいやと思ってたもんで)、先頭の代打に指名されました。

 

いきなりボール2。
これは先週と同じパターン。
前は3球目のボールくさい球を強振しファールしてしまった。
私は学習した。
3球目をピッチャーがリリースする0、5秒前にバントの構えをするというせこい作戦に出た。
はっきりボール。
次は思い切りしゃがみこんで構え、0、5秒前に体を伸ばし少し後ろに引く。
はっきりボールで四球や。

 

ノーアウトのランナー。
ここでも、ピッチャーが塁をにらんでから0、5秒後にスタートを切る真似をする。
もちろん盗塁する気などない。
味方のベンチからは(私がまだ半素人と思っているらしく)、
「いらんことするなぁ、じっとしとれぇ」
と大きな声がたくさん飛び、これに相手のピッチャーも(私がほんまに走るのでは、と)疑念を深め、牽制球を投げて来たりした。
そしてバッターにはくそボールばかりとなり、ワイルドピッチで私はセカンドへ。
そこでもガンコに塁から離れピッチャーと味方ベンチを揺さぶり牽制悪送球を誘い、3塁へ。
四球も出て、だんだん盛り上がって、そこで出ましたレフト前ヒット。
勇躍のホームイン。
ピッチャーが交代し、なおもノーアウト満塁とチャンスが広がる。
二人が帰れば同点だ。
そして打順は1番。ボテボテの内野ゴロで1点(打者アウトでニ、三塁)。
2番、内野ゴロでダメ。
3番ノースリーから、ガーン!サードゴロ。
試合終了!
でした。

 

まあしかし、最後盛り上がったので誰も文句は言わなかったです。
みんなニコニコしていました。
それがうちのチームカラーです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

おたよりありがとうございました。

元気ですなあ!
球場も立派。
グランドに伸びた影も美しい。
しかしまあ、《生涯野球》ってのも妙な命名ですな。

さて小生も、小春日の今日は、久々、ケータイの歩数計が一万歩を超えました。
私鉄の駅二つ離れたところまで、歩いて金魚の藻を買いに行ったんですな。
青空にポッカリ浮かんだ雲がなかなかにわるくなかった。

そうそう、先日、橋爪大三郎・植木雅俊の「ほんとうの法華経」(ちくま新書)という本を読みました。(新書のくせに1000円以上もした!)
で、これまで何回か読んでもよくわからなかった法華経という経が40年たってようやくわかりはじめた気がしました。
司氏に、ちゃんと尋ねる事もしなかったのですが、ほんとうに、よくわかりました。
兼好曰く、

すこしの事にも、先達はあらまほしきことなり。

でございます。

いはんや、経の王をや!

でございますな。

というわけで、今週は日蓮を真面目に読み返しています。

それにしても、「義仲と巴」ですか。
巴は、レスリングの吉田嬢が演じるのでしょうか?

 

すてぱん