市民センターにこんな絵葉書がありました。桜橋からの写真です。
左岸に桜が見えます。「緑あふれる金沢」写真コンテスト佳作とあり、
澤西さんという方の作品です。雪解け水と空が美しい写真です。
司君のおっしゃるとおり我われの記憶ほどあてにならないものはあ
りません。過日も私は月のことをLune(リュンヌ)かな?と言いましたが、
ルナと言ったのは別人です。JTうんぬんは創作です!中日ファンなら
ルナかも知れんね・・・これが誰の言だったかこれも忘れました。
さらに、自衛隊機が墜落したときの記憶も異なっておりました。
古い事故の記事です。
凱風先生の今度の帰省時は、春のかすみ合戦です。
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おたよりありがとうございました。
新聞の日付によれば、昭和44年2月8日とあるが、実は、わたくし、この記事の事、何も覚えていない。
「そういえば・・・・」という思いさえ、ない。
春霞はおろか、北京PM2.5の中である。
ところで、昭和44年の2月と言えば、私は高校一年である。
「待てよ、そういえば、どこかにそのころの日記があったかも」
と押入れの中を捜索したら、なにやらいろんなものが出てきたが、44年の日記はない。
代わりにでてきたのは、45年の日記。
読んでいたら、まあ、呆れかえるほどのアホウである。
ほんとに高校生というのはアホウである。
で、中に、とんでもないものが出て来たので、これはコピーして勝田氏にお送りする。
勝田氏はまちがいなく大笑いなさるはずである!
ところで、《霞》というので、
見渡せば 山もと霞むみなせ川 夕べは秋と何思ひけむ
という新古今和歌集の後鳥羽上皇の歌を思い出しましたが、この歌、ずっと叙景の歌だとばかり思っておったが、ひょっとすれば、
「年を重ね、人生も夕暮れともなれば、心澄みわたる秋のような清澄なる心境になるものかと思っておったが、実は何もかも皆かすんで、何もかもがおぼろになってしまう春の夕暮れであったことだ!」
という老いの嘆きの歌だったのかもしれません。
まったくもって
見渡せば 山もと霞むみなせ川
の、今日この頃でございます。
すてぱん