私自身としては、桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると、続日本紀に記されていることに、韓国とのゆかりを感じています。

 

―「天皇陛下お誕生日に際し」(平成13年12月18日)―

 

 

テレビをあまり見ないのはもとからだが、阪神はよわいし、相撲も始まらないので、ニュースさえほとんど見なくなってしまった。
(それというのもNHKがあんまりひどいからなのだ!)
で、この世のことは新聞を見るしかないのだ、どうやら今、蓮舫議員の「二重国籍」というのが問題になっているらしい。

なんのこっちゃ!

と思うしかない。
ほんとに日本というのは、情けない国である。
別に私、蓮舫氏の支持者でもなんでもないが、そもそも国籍のことで法律上問題があるなら、その人間が十年以上も国会議員をやっておるはずがないではないか。
それをことさらに取り上げて問題にするというのは、その人の能力、特性(徳性)ではなく、出自・血統・門地をもって人を差別するという、もっとも卑しい人間観を持った人たちなのであろう。
民族差別であれ、部落差別であれ、根っこはそういうことだ。

ああ、イヤだ、イヤだ。