今日の朝日新聞の「天声人語」にこんなことが書いてありました。

 

近年のナシはより甘く、より酸味を抑え、より柔らかい方向へ改良されてきた。
その代表例とされるのが夏場の幸水、秋口の豊水である。
系統上は親子にあたり、全国の栽培面積の実に65%を占める。

各地の園芸試験機関にとって幸水と豊水は仰ぎ見る王者であり、同時に倒すべき敵でもある。
挑むべく(茨城県の農研機構でナシ育成を担当している)斎藤さんたちが育てた品種が「なるみ」だ。
受粉しなくても安定して実が生ることから命名した。
順調に普及すれば数年のうちに消費者の手に届くそうだ。

 

というわけで、なるみさん、数年たつとあなたの名前のナシが店頭に並ぶそうですぜ。