最近、パソコンで事務仕事をしていると眼の疲れと首のコリが激しい。
往生して、眼鏡を新調しようと眼科を受診した。
視力検査の結果、現在の眼鏡はまだ十分使用可能で、私自身のチン小帯の衰えから手元が見辛くなっていると診断された。

この眼鏡は、13年前にメガネトップ工大前店の店長だった司に作ってもらったものだ。
13年を経てツルのコーティングはまだらに剝げてしまったが、レンズ下部の溝に這わせてある釣り糸は色褪せることなく、両のレンズを支え揺るぎない。
しかも、いまだに左右の矯正視力は1.0を維持している。
13年間欠かすことなく毎日装着し、日常生活を大過なく過ごさせてくれた優れモノである。
この眼鏡を作ってもらう時、司が「いい眼鏡を作ってやる」と言ったのを覚えている。
その言葉通りの眼鏡を今日も使っている。

 

職人技

 

       うす霞 齢を重ね 見えしこと

 

追伸

豪雪の影響で1月末から太極拳はお休みでしたが、

ここにきて狼騎師匠が体調不良で再開のめどが立っておりません。

 

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おたよりありがとうございます。

わたしの老眼鏡は100円ショップもの。
司氏の「職人技」は望むべくもなく、レンズは外れ、ツルは折れ、これまでいくつメガネを買ったことやら・・・・・。

狼騎師匠は、また痛風でしょうか?
同病の俊ちゃんは節制に節制を重ね、ずいぶん長く再発をまぬかれておりますそうですよ。

ところで、邑井氏御自身の目眩の方はいかがでしょうか?

お互い、病自慢をする年にはまだなっていないと思いたいのですが、なにしろわたしも、せんだって、めでたく介護保険被保険者証を手にしてしまいましたからなあ。

 

    白鳥の声かけゆくや北帰行

 

すてぱん