youimg071

 

私たちが高校生のころ使っていた歴史年表にはヨーロッパやアジアの時代々の地図、色分けした勢力図がのっておりじっと見ておりました。

近く読んだ本にこんな地図があり、20世紀は核兵器、21世紀の最終兵器は通貨であるとのこと。

真偽はわかりません。バルカン事件が6月28日だったこともぞくっとします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

おたよりありがとうございます。

地図にいう《ドイツ帝国》による「事実上の被支配」地・ギリシアは、2,000億円が返せずにいまやデフォルトだそうでございます。
一方日本は、どこから金を出すつもりか、2,520億円で新国立競技場を建設するそうな。

ちなみに、2004年、ギリシアは、もうかりまっせ、もうかりまっせ、とおだてられてオリンピックを開き、EUから、また借りまっせ、また借りまっせで借金して造った競技場はすでに廃墟と化し、国民のATMからの引き出しは日に50ユーロということになっておるらしい。
これが《ドイツ帝国》の最終兵器ユーロの威力によるものかどうかの判断は私にはつきませんが、すくなくとも、世界からフロンティアが消えた二十一世紀に、「成長戦略」などという、時代遅れの実体のない言葉を言いふらし、いずれ濡れ手に粟の一時の富の夢に人々の目をくらませるアホウはどこの国にもいるものです。

ちなみに、国立競技場にホイホイ金を出そうという文科省・財務省は86億円を削減するために、35人学級を40人学級に減らすと言うております。
国立大学の予算も削るそうでございます。
あの方々に、コスト・パフォーマンスなどという言葉は使ってもらいたくはありませんな。
というか、その言葉自体がとてもイヤなのですが。

 

すてぱん