弱き阪神長く愛せるわが胸のその暗闇をわれさへ知らず

 

                     草田照子

 

 

 

知らぬ間に日本シリーズも終わったらしいが、今朝の朝日新聞のスポーツ面に阪神の秋季キャンプのことが紙面の三分の一ぐらいのスペースにわりと大きく書かれていた。

《快汗 アニキの教え》

なんて見出しである。
どれどれと本文を読めば、
「まず、挨拶と返事から厳しく」
なんて書いてある。
そこからかよ!
と言いたくなるが、まあそんなもんだということはわかっている。

ロクでもないシーズンが終わり、これから先のキャンプ情報は宗匠となるみさんに任せるにして、また半年もすれば、淡い期待とともにラジオを聞く夜が続くんでしょうな。

今日の短歌、なるほどなあ、と思ったので載せました。

私も、そして、あなたもまた、わけのわからぬ暗闇を胸に抱えているらしい。